ダイエットの覇者④「五感」2012.04.02

当初このコラムの題名は、ダイエットの覇者ではなく、健康管理の覇者にしようかと思っていました。

ほぼ同義語というか、健康管理に成功していれば肥満に陥ることもないからです。

すなわちダイエットは健康管理のごく一部であり、おまけにすぎないと思うのです。

ただ少々題名がキャッチーでないから、前者を選んでおりますが、

当店の本当の目的はダイエットではなく健康管理です。

さて、この健康管理ですが、その基本は「身体との対話」に尽きると言ってもよいでしょう。

あらゆる書物の知識を記憶したとしても、自分自身の身体の状況を正確に把握し、それぞれの細胞に適切な指示がいかなければ意味がありません。

そしてこの「身体との対話」を実現する為には、脳のセットアップというか、心の状態が重要です。

むしろ唯一必要と言っても過言ではないかと思っております。

我々の多くは、無駄な考え事、心配事、後悔事などのいわゆる雑念で、体内のいろいろな組織からの連絡、逆に脳からの指示、すなわち「対話」が大きく滞っていると思います。むしろ対話に成功している人は数少ないという表現がよいかと思います。

(会社組織でも、似た現象がよくあります。最前線の営業人員や製造人員の報告、意見がまったく経営者に届いていない。そして、経営者の意味不明な理想論やスローガンが社員に全く理解できない。人員は士気を落とし、経営者は怯えからコストを下げ、資産の貯蓄だけに拘り、営業成績が落ちる事によりこの現象に拍車をかける。。。まさにダイエットの失敗と同じですね。。。)

本題に戻りますと、筆者が出会った書物で

小池龍之介氏の「考えない練習」という本。彼の意見は非常に参考になりました。

筆者の理解では「雑念」とは、いわば生きて行く為に全く必要のない思惑の事だと思いますが、逆に生きて行く為に必要な思惑とは、「今、現在」自分を取り囲む環境に集中するということだと小池氏は書いているのだと思います。

すなわち、現在「五感」感じるもの。空気の温度だとか、湿度だとか、指先で感じていること、足の裏で感じている地面の固さだとか、ノドを通る食事の感触だとか。。。いわゆる「実感」。

これが意外とないがしろにされていますよね。書いていることすら少々照れくさく思われるほどです。そして、実際にわたくしたちの脳が時間をさいているのは、過去の後悔や、将来の心配であったり、なんらかの悩み事とか、せいぜいよくても仕事の計画とか。

これを考えている間は、身体からの連絡を殆ど聞いていない。蓄積が限界に来て、いよいよ耐えきれなくなった身体が出す強烈な信号は、ほぼ最後通告だったりします。

五感に集中していると、身体からの連絡が聞こえる以前に、無駄な考え事が要らない事に気づき、非常にすがすがしくなってきます。小池氏同様、わたくしもこの練習はお薦めできます。

せめて当店で施術をお受け頂く間は、「今、現在実感できるもの」に集中してみることをお薦め致します。

たとえば、空気の温度だとか香りだとか、耳に聞こえてくる音楽だとか、肌にふれているインディバの端子の感触だとか。もしくは自分の呼吸だとか。

今現在、実在するものに五感を集中してみる。

きわめて大切な、有意義なひとときになることを保証致します。

 

 

当初このコラムの題名は、ダイエットの覇者ではなく、健康管理の覇者にしようかと思っていました。

ほぼ同義語というか、健康管理に成功していれば肥満に陥ることもないからです。

すなわちダイエットは健康管理のごく一部であり、おまけにすぎないと思うのです。

ただ少々題名がキャッチーでないから、前者を選んでおりますが、

当店の本当の目的はダイエットではなく健康管理です。

さて、この健康管理ですが、その基本は「身体との対話」に尽きると言ってもよいでしょう。

あらゆる書物の知識を記憶したとしても、自分自身の身体の状況を正確に把握し、それぞれの細胞に適切な指示がいかなければ意味がありません。

そしてこの「身体との対話」を実現する為には、脳のセットアップというか、心の状態が重要です。

むしろ唯一必要と言っても過言ではないかと思っております。

我々の多くは、無駄な考え事、心配事、後悔事などのいわゆる雑念で、体内のいろいろな組織からの連絡、逆に脳からの指示、すなわち「対話」が大きく滞っていると思います。むしろ対話に成功している人は数少ないという表現がよいかと思います。

(会社組織でも、似た現象がよくあります。最前線の営業人員や製造人員の報告、意見がまったく経営者に届いていない。そして、経営者の意味不明な理想論やスローガンが社員に全く理解できない。人員は士気を落とし、経営者は怯えからコストを下げ、資産の貯蓄だけに拘り、営業成績が落ちる事によりこの現象に拍車をかける。。。まさにダイエットの失敗と同じですね。。。)

本題に戻りますと、筆者が出会った書物で

小池龍之介氏の「考えない練習」という本。彼の意見は非常に参考になりました。

筆者の理解では「雑念」とは、いわば生きて行く為に全く必要のない思惑の事だと思いますが、逆に生きて行く為に必要な思惑とは、「今、現在」自分を取り囲む環境に集中するということだと小池氏は書いているのだと思います。

すなわち、現在「五感」感じるもの。空気の温度だとか、湿度だとか、指先で感じていること、足の裏で感じている地面の固さだとか、ノドを通る食事の感触だとか。。。いわゆる「実感」。

これが意外とないがしろにされていますよね。書いていることすら少々照れくさく思われるほどです。そして、実際にわたくしたちの脳が時間をさいているのは、過去の後悔や、将来の心配であったり、なんらかの悩み事とか、せいぜいよくても仕事の計画とか。

これを考えている間は、身体からの連絡を殆ど聞いていない。蓄積が限界に来て、いよいよ耐えきれなくなった身体が出す強烈な信号は、ほぼ最後通告だったりします。

五感に集中していると、身体からの連絡が聞こえる以前に、無駄な考え事が要らない事に気づき、非常にすがすがしくなってきます。小池氏同様、わたくしもこの練習はお薦めできます。

せめて当店で施術をお受け頂く間は、「今、現在実感できるもの」に集中してみることをお薦め致します。

たとえば、空気の温度だとか香りだとか、耳に聞こえてくる音楽だとか、肌にふれているインディバの端子の感触だとか。もしくは自分の呼吸だとか。

今現在、実在するものに五感を集中してみる。

きわめて大切な、有意義なひとときになることを保証致します。